南米の小さな弦楽器「チャランゴ」は16世紀ごろ、宣教師が持ち込んだギターを見て南米の人達が作ったのですが、胴にアルマジロの甲羅を使うなど(現在は木製)南米土着の楽器の方向へ進化しました。独特の調弦で和音が出しやすくまた強い音なので伴奏楽器として活躍してきましたが、近年になって優れたソロの演奏者が各地に生まれ、ケーナとともにフォルクローレ(南米の民族音楽)の主役の座を占めるようになりました。
吉田さんはチャランゴの日本では数少ないソロの演奏者です。チャランゴの音色が奏でる優しさ、激しさ、そしてユーモアをお楽しみ下さい。またチャランゴにのせて彼が歌うバラードは日本のあるいは南米の民衆の生活の哀歌を生き生きと描き出してくれます。そこに生まれる共感と感動は明日への私たちの活力になるでしょう |